日本語教師のやりがいや魅力は?
どんな人が日本語教師に向いているの?
このように、日本語教師のやりがいや魅力について知りたい方も多いと思います。
本記事は日本語教師のやりがいや魅力について関心がある方が対象です。
日本語教師は他の職業では味わえないやりがいや魅力がたくさんあります。
日本語を学ぶ外国人学習者の成長を感じられるのは日本語教師の醍醐味の一つです。
日本語教師の仕事について気になるという方はぜひ最後までお読みください。
日本語教師のやりがいや魅力は?
日本語教師のやりがいや魅力はたくさんあります。
実際に現場で働いている日本語教師の多くもそう感じているに違いありません。
日本語教師のやりがいや魅力を具体的に挙げると次の通りです。
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以下、日本語教師のやりがいや魅力について詳しく解説していきます。
教えることが楽しい
日本語教師のやりがいや魅力の1つ目は「教えるのが楽しい」ことです。
人に何かを教えることが好きで楽しいと思える人は日本語教師に向いています。
日本語教師は外国人学習者に日本語を教えるのが仕事です。
授業の中で学習者から良い反応がもらえるとやりがいを感じられます。
経験を積めば積むほど授業の質も上がってくるので教えるのが楽しくなります。
楽しい授業は学習者の学習意欲に大きく貢献するのでとても大切です。
例えば、助詞「は」と「が」の使い分けは外国人学習者によく聞かれる項目ですが、もし身近な日本語学習者に質問されたら、上手に答えられるでしょうか?
うまく説明できて、勉強を楽しいと思ってもらえる瞬間を味わえるのが、魅力の1つです。
知識を身につけられる
日本語教師のやりがいや魅力の2つ目は「知識を身につけられる」ことです。
日本語の知識を貪欲に吸収できる知的好奇心の高い人は日本語教師に向いています。
日本語教師は外国人学習者に幅広い日本語の知識を教えていきます。
語彙、文法、読解、聴解、作文、会話など日本語の授業科目もさまざまです。
学習者に指導できるようにするためには、教える側が知識を身につけておく必要があります。
知識が豊富な教師は授業も面白く、学習者も意欲的に授業に参加できます。
私たち日本語ネイティブが自然に使える日本語文法も実はとても奥が深いのです。
学習者の成長を感じられる
日本語教師のやりがいや魅力の3つ目は「学習者の成長を感じられる」ことです。
相手の喜びを自分のことのように一緒になって喜べる人は日本語教師に向いています。
日本語教師は外国人学習者の日本語力が伸びたなと感じられる瞬間に必ず立ち会えます。
学習者が日本語を使って話せたり書けたりできるようになるのを間近で見ると感動します。
日本語を覚えるのが早い人・そうではない人、学習者の日本語のレベルはさまざまです。
初級、中級、上級それぞれのレベルに合わせて日本語力を上げていくのが教師の役目と言えます。
日本語能力試験(JLPT)N5は日本語の初級レベルです。
日本の良さを再発見できる
日本語教師のやりがいや魅力の4つ目は「日本の良さを再発見できる」ことです。
外国人が日本をどのように見ているのか関心がある人は日本語教師に向いています。
日本語教師が教えるのはもちろん日本語ですが実はそれだけではありません。
外国人学習者の多くが日本の伝統文化やポップカルチャーなどに関心があるのです。
海外では日本の伝統文化やポップカルチャーがきっかけで日本語を学ぶ人もいたりするほど。
学習者の声を聞くたびに、日本の文化は世界に誇れるすばらしいものだと再認識させられます。
こちらの記事では日本の伝統文化について解説しています。
世界中のどこでも働ける
日本語教師のやりがいや魅力の5つ目は「世界中のどこでも働ける」ことです。
海外志向の強い人や海外で日本人として活躍したい人は日本語教師に向いています。
日本語教師は日本でも海外でも国を問わずに働けるのが魅力です。
日本国内にも海外にも外国人に日本語指導を行う日本語教育機関は多数あります。
これまでは対面が主流でしたが、昨今はオンラインの受講も非常にニーズがあります。
在宅で日本語レッスンを提供できれば移動に余計なコストもかかりません。
外国語を活かして働ける
日本語教師のやりがいや魅力の6つ目は「外国語を活かして働ける」ことです。
日本語以外の言語を何か一つでも話せる人や多言語話者は日本語教師に向いています。
日本語教師が外国人学習者に日本語を教える場合は日本語を使うことが圧倒的に多いです。
日本語を使って指導する教授法を直接法と言い、直接法にはたくさんのメリットがあります。
しかし、キャリアアップを目指すなら、日本語のほかに外国語も話せたほうがいいです。
特に初級レベルの学習者は日本語でコミュニケーションをとることが容易ではありません。
海外の日本語教育機関で働く場合、英語を話せるかどうかがしばしば問われます。
有資格者は一生涯働ける
日本語教師のやりがいや魅力の7つ目は「有資格者は一生涯働ける」ことです。
取得した資格を活かして働きたい人や長く働きたい人は日本語教師に向いています。
日本語教師は日本語母語話者であれば誰でもなることができます。
しかし、日本語教育機関で働く場合は資格を取得することが必要です。
さらに、2024年4月から日本語教師の国家資格化が本格的に始まります。
資格取得を目指す方は日本語教師の国家資格化のニュースにも目を通しておいてください。
本記事のまとめ
本記事は「日本語教師のやりがいや魅力について関心がある方」に向けて解説してきました。
日本語教師のやりがいや魅力は以下の通りです。
- 教えることが楽しい
- 知識を身につけられる
- 学習者の成長を感じられる
- 日本の良さを再発見できる
- 世界中のどこでも働ける
- 外国語を活かして働ける
- 有資格者は一生涯働ける
日本語教師に向いている人、向いていない人に関する記事も参考になります。
「これからの時代に役立つ資格5選」には日本語教師以外の資格も紹介しています。
「マイナーだけど一生食べていけるすごい資格」も併せてお読みください。