フリーランスの日本語教師として働きたい!
具体的に何から準備すればいいの?
このように、フリーランスの日本語教師を目指している方も多いと思います。
本記事はフリーランスの日本語教師として本格的にデビューしたい方が対象です。
フリーランス日本語教師の働き方、フリーランス日本語教師として働く以前に何を準備すべきか、このあたりを中心に解説していきます。
フリーランスの日本語教師として働きたい方はぜひ最後までお読みください。
フリーランス日本語教師の働き方は?
フリーランス日本語教師の働き方はさまざまあります。
フリーランス日本語教師の働き方についてお話を進める前に、まずはご自身がフリーランスの働き方に向いているのかどうかをチェックすることが大切です。
こちらの記事では、フリーランス日本語教師に向いている人の特性について解説しています。
それでは、フリーランス日本語教師の働き方の例を紹介していきます。
非常勤講師を掛け持ちする
1つ目の働き方は「非常勤講師の掛け持ちをする」です。
フリーランス日本語教師で非常勤講師の掛け持ちをしている方は多いです。
非常勤講師は1つの学校で入れる授業コマ数が限られているので、複数の収入減を得たいという方は学校を何校か掛け持ちするという選択肢をとったほうが賢明だと思います。
非常勤講師のメリットはとにかく経験を積めることです。
勤務先の大半が日本語学校や専門学校や大学の留学生別科になりますが、プライベートレッスンや企業の日本語研修など、学校以外の働き方も選べます。
非常勤講師の働き方や給料については以下で詳しく解説しています。
企業から業務委託で受注する
2つ目の働き方は「企業から業務委託で受注する」です。
フリーランス日本語教師は企業から業務委託でお仕事を受ける場合もあります。
業務委託は企業との直接契約ですから、日本語教育に精通していて、過去に企業との取引実績がある方のほうが案件を獲得しやすいのは言うまでもありません。
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オンラインプラットフォームで日本語を教える
3つ目の働き方は「オンラインプラットフォームで日本語を教える」です。
フリーランス日本語教師でオンラインプラットフォームを使っている方も多いでしょう。
オンラインプラットフォームのメリットは登録料無料で時間を問わずレッスンできることです。
世界中から日本語学習者が集うプラットフォームもたくさんあります。
レッスン料金やレッスン内容も独自に設定できるので、日本語教育の実績がある方はプロフィール欄でその辺りを前面に出してアピールすることをおすすめします。
Amazing Talkerのようなオンラインプラットフォームに登録すれば集客も楽にできます。
地域日本語教育コーディネーターとして活動する
4つ目の働き方は「地域日本語教育コーディネーターとして活動する」です。
地域日本語教育コーディネーターは地方公共団体、国際交流協会、地域の日本語教室等で日本語教育プログラムの編成・実施、及び日本語教育プログラムの実施に必要な地域の関係機関との連携・調整に携わる日本語教育人材を指します。文化庁から委託された事業の一つです。
「多文化社会専門職機構(TaSSK)」では地域日本語教育コーディネーター研修、地域日本語教育の総合的な体制づくり推進のためのコーディネーター研修などを行っています。
愛知県では地域日本語教育コーディネーターの派遣事業を実施しています。
フリーランス日本語教師として働く前に準備すべきことは?
フリーランス日本語教師として働く前に準備すべきことはいくつかあります。
前もってどんなことを準備しておいたほうがいいのかそれぞれ解説していきます。
収入面でのリスクヘッジを行う
準備すべきことの1つ目は「収入面でのリスクヘッジを行う」です。
フリーランス日本語教師として働き始めたらどの程度の収入が見込めるかを計算しておきます。
多くのフリーランス日本語教師がそうだと思いますが、収入源は複数あったほうがいいです。
もし1つの取引先で契約終了となっても、他の取引先があれば収入減のダメージは回避されます。
フリーランス日本語教師として働き始める前に収入面でのリスクヘッジは行っておきましょう。
年収をアップさせる方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
日本語教育機関で実務経験を積む
準備すべきことの2つ目は「日本語教育機関で実務経験を積む」です。
フリーランス日本語教師として働くためには日本語教育機関での実務経験が前提となります。
日本語学校、大学、専門学校など公的な日本語教育機関での実務経験が必須です。
オンラインプラットホームでの個人レッスンは実務経験として評価されにくい傾向があります。
ぜひ日本語教育機関での実務経験を積んで、あなただけのキャリアを築いていってください。
アメリカの中学校で日本語教師になることを選んだAnnikaさんの記事も参考になります。
また、日本語教師の海外派遣やインターンシップを活用して経験を積む方法もあります。こちらも合わせて検討してみてください。
SNSやインターネットで情報収集する
準備すべきことの3つ目は「SNSやインターネットで情報収集する」です。
すでにフリーランス日本語教師として働いている第三者から間接的に情報を得られます。
フリーランス日本語教師として情報発信をしている方は国内外問わずいます。
XやInstagram、YouTubeなどからフリーランス日本語教師を探してみましょう。
インターネット上に出ている日本語教師のブログ記事もたくさんあります。
フリーランス日本語教師から直接話を聞く
準備すべきことの4つ目は「フリーランス日本語教師から直接話を聞く」です。
実際にフリーランス日本語教師として働いている人からリアルな情報を得られます。
身近にフリーランス日本語教師がいればその方から話を聞きましょう。
身近にいないという方は、フリーランス日本語教師に直接アポを取りに行くのもありです。
フリーランス日本語教師のゆ~こさんは旅する日本語教師としてご活躍されています。
本記事のまとめ
本記事は「フリーランス日本語教師として働きたい方」に向けて解説してきました。
フリーランス日本語教師の働き方、フリーランス日本語教師として働く前に準備することは以下の通りです。
- 非常勤講師を掛け持ちする
- 企業から業務委託で受注する
- オンラインプラットフォームで日本語を教える
- 地域日本語教育コーディネーターとして活動する
- 収入面でのリスクヘッジを行う
- 日本語教育機関で実務経験を積む
- SNSやインターネットで情報収集する
- フリーランス日本語教師から直接話を聞く
フリーランス日本語教師のnaonaoさんの働き方も覗いてみてください。