日本語教師インターンシップを経験してみたい!
日本語教師インターンシップはどんな人が向いているの?
このように、日本語教師インターンシップを経験してみたい方も多いと思います。
本記事は日本語教師インターンシップについて関心がある方が対象です。
日本語教師インターンシップの種類、日本語教師インターンシップに向いている人はどんな人か、このあたりを中心に解説していきます。
おすすめの求人サイトも紹介していきますので、興味がある方は参考にしてみてください。
日本語教師インターンシップとは?
日本語教師インターンシップとは、日本語教師として正式に働く前に経験を積みたいという方を対象に、働く現場が提供されるプログラムです。
国内や海外で、日本語教師または日本語教師アシスタントとしてプログラムに参加します。
日本語教師インターンシップには2つの種類があります。
- 有給インターンシップ
- 無給インターンシップ
順番に解説していきます。
有給インターンシップ
有給インターンシップは資格を持っている日本語教師が対象です。
日本語教師の資格は持っているけど未経験なので経験を積みたいと考えている方に向いています。
有給とはいえ、現場でインターンシップを通じて経験を積むことが第一優先です。むしろ給料などの待遇面は二の次くらいに考えておいたほうがいいでしょう。
有給インターンシップの教授法は基本的には直接法ですが、英語など日本語以外の言語を使って、間接法での指導を求められる場合もあります。
無給インターンシップ
無給インターンシップは資格を持っていない日本語教師アシスタントが対象です。
日本語教師アシスタントは無給のボランティアで、日本語教師のティーチング・アシスタントとしてお手伝いをするのが主なお仕事となります。
資格は持っていないけど日本語教師の仕事を一度は経験してみたいという方にぴったりです。
無給インターンシップはワーキングホリデービザを持っている人が利用しやすいプログラムでもあります。詳しくはこちらの記事をご参照ください。
日本語教師インターンシップに向いているのはどんな人?
日本語教師インターンシップに向いているのは以下のような人です。
順番に解説していきます。
海外生活をしながら日本語教師も経験したい人
1つ目は「海外生活をしながら日本語教師を経験したい人」です。
日本語教師インターンシップは国内よりも海外で多く行われています。アメリカやオーストラリアをはじめとした欧米圏、ドイツなどのヨーロッパ圏、タイや台湾などのアジア圏、いろいろな国々で日本語教師の需要はあります。
ワーキングホリデー期間中のプログラム、あるいは、20歳以上で年齢制限を問わず参加できるプログラムなどさまざまです。
海外生活を楽しみながら日本語教師を経験したいという方に向いています。
日本語教師として働く前にスキルを身に付けたい人
2つ目は「日本語教師として働く前にスキルを身に付けたい人」です。
将来、日本語教師として日本語教育機関で働くことを考えているのであれば、まずは現場で教えた経験があるかどうかが重要になってきます。実際、日本語教師の採用試験の模擬授業では、日本語教師としてきちんと教えられるスキルを持っているかどうかが大きく問われます。
日本語教師として働く前に一旦はスキルを身に付けたいという方にはぴったりです。
日本語教師の資格はあるが実務経験が少ないので不安な人
3つ目は「日本語教師の資格はあるが実務経験が少ないので不安な人」です。
過去に日本語教師の資格を取得した人、かつて日本語教師として働いていたけど結婚や出産を機に退職したので日本語教育現場から離れていた人、いろいろなパターンがあるかと思います。
日本語教育現場ではいつでも即戦力が求められます。実務経験にブランク期間があるという方は、有給インターンシップに参加してみるのも手です。
国内外問わずさまざまな教育機関で経験を積みたいと考えている人
4つ目は「国内外問わずさまざまな教育機関で経験を積みたいと考えている人」です。
日本語学習者は日本語を学ぶ教育機関もそれぞれ異なります。例えば留学生は日本語学校で、技能実習生は企業で、児童は公立や私立の小学校で、生徒は公立や私立の中学校や高校で、教育機関もさまざまです。
有給や無給を問わず日本語教育インターンシップを活用しながらさまざまな教育機関を見ておくことにより、自分にはどのような教育機関で働くのが合っているか分かります。就職や転職時にもインターンシップでの経験が必ず役に立つはずです。
日本語教師インターンシップにおすすめの求人サイトは?
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本記事のまとめ
本記事では、日本語教師インターンシップについて知りたい方を対象に、インターンシップの種類やインターンシップに向いている人を中心に解説してきました。
- 有給インターンシップ(日本語資格が必要)
- 無給インターンシップ(日本語資格は不必要)
- 海外生活をしながら日本語教師も経験したい人
- 日本語教師として働く前にスキルを身に付けたい人
- 日本語教師の資格はあるが実務経験が少ないので不安な人
- 国内外問わずさまざまな教育機関で経験を積みたいと考えている人
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