富山の日本語教育事情は?
中部地方に位置する富山県は総人口100万人超。海に面しており山々にも囲まれた自然豊かなエリアです。また、旧石器時代から中近世時代の遺跡や城跡が数多く残っていることでも知られています。
富山市内では街中を走る路面電車、通称「市電」は通学や通勤時など市民に広く利用されています。東京から2時間ほど、大阪からも3時間ほどの移動時間です。都会に比べ、当然、物価もそこまで高くありませんので留学生にとっては生活しやすい場所だと言えます。
富山県内の日本語教育機関は全2校で、隣県である長野県や石川県に比べると少ないです。内訳は日本語学校が1校、日本語学科がある専門学校が1校となっています。学生定員は35名~75名の小規模校です。ネパールやベトナムなどの非漢字圏からのアジア人学生が多く通っています。
富山にある日本語学校の見つけ方・求人の探し方
(日本語教師向け)富山にある日本語学校求人の探し方
富山で日本語教師の仕事を探している方、日本語教師の先生はこちらのサイトに登録する事で求人情報が届きますのでご活用ください。
▼▼「日本語教師キャリア」をチェック▼▼
富山にある日本語学校や日本語学科がある専門学校
本記事でご紹介する学校は以下の通りです。
- 富山国際学院
- 富山情報ビジネス専門学校 日本語学科
【1993年設立!北陸で最初にできたNPOの日本語学校】富山国際学院
学校名 | 特定非営利活動法人 富山国際学院 |
理事長 | 宮田 妙子 |
住所 | 〒930-0097 富山県富山市芝園町2-5-13 |
最寄り駅 | 富山駅 |
教員・スタッフ数 | 10名 |
学生定員 | 75名 |
在籍学生の主な国籍 | 中国、韓国、ネパール、ベトナム、インドなど35カ国 |
学費(年間) | 675,800円~ |
入学時期 | 4月、10月 |
富山国際学院は1993年に設立した、業界内では珍しい特定非営利活動団体の日本語学校です。北陸で一番早くにできた学校であり、アジア圏を中心に35カ国の留学生が学んでいます。
クラスコースは初級前半、初級後半、初中級、中級、上級があります。留学ビザを必要としない方を対象とした「プライベートコース」や「短期留学」などもあるほか、オンラインで受講できる「企業派遣」も対応可能です。
一クラス10名の少人数制なので日本語支援やサポートが行き届いています。
株式会社から任意団体、NPO法人へと業態を変更してきた学校です!
【確実にJLPTN2合格を目指す】富山情報ビジネス専門学校 日本語学科
学校名 | 学校法人浦山学園 富山情報ビジネス専門学校 日本語学科 |
学校長 | 能登 一秀 |
住所 | 〒939-0341 富山県射水市三ケ576 |
最寄り駅 | 小杉駅 |
教員・スタッフ数 | 7名 |
学生定員 | 35名 |
在籍学生の主な国籍 | ネパールなど |
学費(年間) | 830,000円 |
入学時期 | 4月、10月 |
富山情報ビジネス専門学校(Toyama College of Business and Information Technology:Bit)は日本語学科もある学校です。教室以外でも日本語を学ぶ「反転型学習」を取り入れJLPTN2合格を目指しています。DCAポリシーで目指す人物像を明確に定めているのも特長です。
コースは「1年半課程」「2年課程」の2つがあり、授業は午前9時から午後2時30分まで行われます。卒業生たちは県内外の大学院、大学、短期大学、専門学校へ進学しています。
地域の企業や地域振興会長にインタビューしたり、ボランティア活動を通して地域の課題解決を図ったり等、地域連携活動を大切にしている学校です。
単位認定は、課題、授業姿勢、テストの項目で評価されます!
本記事のまとめ
本記事でご紹介した学校は以下の通りです。
- 富山国際学院
- 富山情報ビジネス専門学校 日本語学科
オンラインで日本語教師養成講座を受講できるスクールを知りたい方はお読みください。